【ご報告】

新百合ネコの会から財団法人ネコイコネに移行し、今年9月で避妊去勢手術助成金の利用頭数が1000匹を超えました。

内訳はこのようになります↓
(頭数の多い順から)

1) 山口県: 宇部市、防府市、山口市、山陽小野田市
2) 埼玉県: 久喜市
3) 千葉県: 館山市、鴨川市、南房総市、安房郡
4) 神奈川県: 川崎市、座間市
5) 沖縄県: 石垣市
6) 福岡県: 北九州市
7) 東京: 東京
8) 茨城県: 石岡市
9) 福島県: 福島市
10) 北海道など

思うこと

山口県での野良猫の助成金利用者が特に多いことが目を引きます。動物愛護センターには検査室、処置室もあるのにも関わらず、避妊去勢手術がなされていないのはとても残念なことです。全国の動物愛護センターの仕事は主に、事後措置である捕獲、殺処分、苦情相談、イベント、里親会などで獣医を含め一日中そのことに忙殺されてます。

人間ですら予防医学が叫ばれてひさしくこれは病気を防ぐ事により経済的な観点からも良いことずくめであるのは周知です。その一方で、今の動物愛護センターの業務が旧態然の事後措置であり続け、予防措置である避妊去勢手術の実施がこのまま実現されないのなら将来の展望、希望すら見えません。この現況が続くとするなら地域住民と猫にとっても不幸な状況と言わざるを得ないのです。

動物愛護センターには避妊去勢手術をする場所もあり、獣医も揃っていて特別な予算も必要としません。付随することはクリアできることなので実現は容易と思われます。

ネコイコネの助成金の申請はこちらのリンクからできます。

  • MISSION STATEMENT
    To lead the way toward a compassionate and caring community for all animals.
  • OUR VISION
    Companion animals reside in loving homes. Communities respectfully coexist with wildlife.