今回も平山ガンマンさんがFacebookに投稿されていた記事をご紹介致します。

【国民として成すべきこと】

古今東西、動物たちは常に私たち人間を 支えて来ました。
時には、私たちを 心の底から癒し
時には、命を犠牲にして 支えになってくれた かけがえのない
存在です。
戦時中は、皮を剥がれ防寒着にされ 飢えをしのぐ為食料にされ
戦後の高度成長期は
全国の町々に 捨てられた野犬が 街の風物詩かのごとく
沢山いました。
彼らは 戦時中の貢献も、戦後の慰労も おざなりにされ
〔野犬がいるから、怖い!汚い!うざい!〕と
一般市民と自治体から毎日のように クレームの電話が
保健所に入り、これが殺処分という大量殺戮を 招く
人間からの仕打ち、まさに〔利用と都合〕だけの 彼らでした。
1970年代のピーク時
これらの理由で、犬だけで毎日3000匹が 頭を棒で叩かれ撲殺
良くて二酸化炭素での窒息死を 強いられたのです。
彼らは、何も悪いことは していません。
ただ邪魔だからと、ただ生き場がないからと 殺され続けたのです。
人間の道徳は地に落ち、人間の罪は麻痺し過去1世紀の歴史は
野犬たちの 壮絶な長編悲劇と言えます。
そして、令和の時代になりながら その悲劇は 未だに継承
されて います。
かつてインドの マハトマ ガンディーが
〘国家の道徳は その国の動物の扱い方で わかる〙
と、述べた。
私たち人間に、感謝と誠実心が少しでも あるのなら
彼らに、少しばかりの〔優しさ〕を 提供すべきでは ないだろうか。
本当の優しさとは
本当の平和とは、何なのか
ガンディーは、それを 言いたかったのでは ないのだろうか。
この度の、〔野良犬猫に小さな愛を!〕プロジェクトは
彼らに、しっかり生きてもらい そして 猫はTNR、犬は慣らして
近くに来るようになったら保護捕獲する
〔ただむやみに殺処分するのではなく、生かすための努力〕
を、しましょう!とう プロジェクトです。
そして 子供たちに胸を張って、動物たちへの対応を説明できる
ことは、大事なことです。
戦後76年
世界に誇る先進国 日本が
人にも動物にも優しい国になるべき時代が まさに今であると
私は確信しております。
殺す努力ではなく
生かすための 努力を!
これが、人として国として あるべき姿です。
ganman

思うこと

最近の犬猫のブームを見るように、可愛い写真があらゆる媒体で見受けられます。

可愛いの裏返しは、かわいくない。可愛いの言葉は気持ち、気分次第で変わる危険な言葉。

でも愛情という言葉は責任を持つということで気分で左右されるものではない。

しかし今の風潮は、表面の感情、心地よい、うざい、かわいい等の、単なる感覚的、反射的な感情が優位を占めている。

その原因は専問家に任せるとして、可愛い等が独り歩きしており、自分より弱い対象、弱者への思いやりが犬猫は勿論人間に対しても最近特に希薄に感じる。

犬猫は昔から今でもさまざまな場面でドックセラピー、盲、聴導犬など、私たちにはなくてはならない存在であることを忘れてはならない。また1匹の犬、猫が私たちに生きる勇気を与え、再生させてくれる大きな力を持つことを忘れてはならない、身を挺して飼い主を守ることすらある。しかしながらそんな弱い立場の犬猫は飼い主次第で奈落におとされ死を宣告されもする。心ある犬猫を飼う以上に心ある飼い主であってほしいし、不用な命が有るはずもない。愛情とは責任と表裏一帯の関係であり、切り離すことはできず大変重い言葉であることを肝に銘ずべきである。

MISSION STATEMENT
To lead the way toward a compassionate and caring community for all animals.
OUR VISION
Companion animals reside in loving homes. Communities respectfully coexist with wildlife.