今回は京都動物愛護センターのご紹介です。
行政区の京都府と京都市二か所に動物愛護センターがあり役割が分れておりその分、動物愛護法に沿ったきめ細やかな施策・方針を打ち出しています。
例えば飼い猫のみならず野良猫を列記、また市長が指定する職員に、不適正な動物の取り扱いが行われていると認められる場所に立ち入り、必要な調査をさせ、または関係者に質問をさせることができるという立ち入り調査等を認めているのも時代の要請と思われます。
京都〔府)動物愛護センター[動物愛ランド・京都]
主な役割
- 災害時京都
- しつけ
- 収容動物
- 動物由来感染症
特色は太陽光発電システム、太陽熱利用システムを取り入れ省エネ。犬猫収容室の床の冷暖房には、地中熱システムで国内初。
京都動物愛護憲章〔京都市と京都府が協同で制定)
「人と動物が共生でき潤いのある豊かな社会」の具体的な姿を示すとともに、様々な人々がそれぞれの立場から動物愛護の在り方について自ら考え、積極的に行動するためのよりどころになるものです。
自治体が制定する動物愛護に関する検証としては日本で初めて。
京都府動物愛護推進計画
人と動物が共生する社会の実現に向けて
- 府の役割
- 京都市の役割
府とセンターが相互に連携して共同して運用
京都市動物との共生に向けたマナーに等に関する条例
京都市動物との共生に向けたマナー等に関する条例(PDF形式 200.27KB)
所有者、飼い犬・猫、野良猫、市民等、自宅等の責務を列記し立ち入り調査等では市長が指定する職員に、不適正な動物の取り扱いが行われていると認められる場所に立ち入り必要な調査をさせ、または関係者に質問させることができるとしている。今続発する現場の諸問題を視野に入れ、少々アニマルポリスの片鱗がうかがえます。(一個人のコメント)
リーフレット「野良猫を「まちねこ}に(PDF形式 559.54KB)
京都市動物との共生に向けたマナー等に関する条例に基ずく取り組みについて
京都市では、公益社団法人・京都市獣医師会の協力の元、無料で野良猫の避妊去勢手術を愛護センターでした後{まちねこ}として地域に戻します。
「まちねこ」活動支援制度
今年度1月末現在、156頭の避妊去勢手術を実施するなど、登録地域は156地域、避妊去勢手術実施頭数は825頭に及んでいる。
ペットの防災対策
チラシ「みんなで考えようペットの避難!」(PDF形式, 767.63KB)
公益社団法人・京都市獣医師会は京都夜間動物救急センターを京都動物愛護センター内に設置
近県からも急患を受けつけている。

「京都市動物愛護事業推進基金」に積み立てる寄付金〔通称・京都市と人と動物が共生できる街ずくり基金}
「人と動物とが共生できるうるおいのある豊かな社会」を実現するため、動物愛護や適性な飼養について関心と理解を深めるための拠点施設となる「京都動物愛護センター〔通称・動物愛ランド・京都〕を設置指導センターを拠点とした動物愛護事業を行うとともに、皆様からの理解とご支援の元、皆様に愛着を持っていただける施設となることを目指し寄付を募っています。
動物愛護事業推進基金のご案内リーフレット(PDF形式 1.56MB)
令和2年度で800万円超の寄付
京都市動物愛護事業推進基金について
寄付金の主な使途
(適正飼養の啓発や譲渡の促進に向けた取組)
(動物愛護週間事業などの動物愛護事業の推進に向けた取組)
(子供を対象とした動物愛護教育の推進に向けた取組)
(収容動物の適切な飼養管理に向けた取組)
(ペットの災害対策に向けた取組)
犬猫の避妊去勢手術の補助金について
京都市まちねこ活動支援事業について
犬の狂犬病予防法に基づく登録と予防注射