去年11月に、某動物愛護センターから飛行機に乗ってきたハッピーちゃん、チャッピーちゃんが貰われました。しっぽの長さも同じ、顔も同じ、唯一区別出来るのは瞳の光彩の色、黄色が明るいか、暗いか?当初姉妹一緒に嫁がせるのが幸せかと思っていましたが、一時分けていたせいかケンカしまくり、別々にとつぎました。ただ驚く程なつっこく、背中にかけのぼり、耳をしゃぶしゃぶ、髪を爪でとかしてくれた、かわいい姉妹でした。両家、お嬢様もしっかりしておられ安心しましたー幸せになります。

私たちは、真っ先にその猫が逃げやすい場所の点検、緊急時には即連絡、逃げた窓に戻る、ポスター、捕獲器の設置方法などのお話をし、玄関の防止策、網戸のストッパーも確認して正式譲渡となります。

3、4か月後位に不妊手術のご連絡をしてそのお手伝い、確認を済ませやっと肩の荷がおろせます。

 

一般的には動物愛護センターから里親に譲渡する場合、時期が来たら不妊・去勢手術をするという確約書等の書面を交わし、あとから報告書やハガキの返送義務だけで避妊去勢手術済みの領収書の添付を必須としないセンターは多いですね。

命を紡ぐ、殺処分させないために開催される里親会では、センターに持ち込まれる大半が野良猫の生んだ子猫である事実は現場でも周知しているので2次繁殖を防がねば里親会を開催する意義は見い出せません。1枚の報告書だけの避妊去勢手術の確認では表面的、書式主義だけでは避妊去勢手術の徹底とはいえず早急に改める必要があります。また限られた少数の職員ではアフターフォローもままならない場合もありえるので里親に出た犬・猫の避妊去勢手術の時期がきたらボランティアが職員にかわり確実に動いてもらうのも有効な方法です。

動物愛護センターによっては犬・猫を譲渡する際、センター獣医が手術をしてから出すところもあります。センターから里親さんに譲渡された犬・猫が3・4か月後位たった頃に避妊去勢手術をセンターで低価格ですることができれば確認もでき、里親さんにも喜ばれるこの方式が、一番いい方法ではないだろうか。

MISSION STATEMENT

To lead the way toward a compassionate and caring community for all animals.

OUR VISION

Companion animals reside in loving homes. Communities respectfully coexist with wildlife.